ごあいさつ

いらっしゃいませ。
おいで頂き、ありがとうございます。
蔵主の中島太左衛門と申します。
早速、蔵をご案内致しますが
その前に貴方に心得ておいて頂きたいことをお話しします。
遠い所おつかれでしょう。
どうぞお楽になさって下さい。
今お茶をいれましょう……。
あ、お酒の方がよいでしょうか?

夢幻の由来

宮城と山形の県境に、誰も登ったことがない大岩壁がある…という話を聞いて、さっそく出かけたことがありました。
案内をしてくれた地元山岳会の方々が、初登攀を祝っておもむろに出してくれた地酒のまるで最上等のホワイトワインのような味と香りにびっくり仰天。全国を旅して、各地の酒を飲みなれている一同も、けた違いのこの酒には、あいた口がふさがりませんでした。
その名は「鳴瀬川原酒 夢幻」
それ以来、皆の忘れられない憧れの酒となってしまったのです。

岡部 一彦(画家・登山家)
昭和52年2月号学習研究社刊「旅行ホリデー」
通巻66号所載“旅のスケッチ2”より

夢幻の酒造り

人目を引くための化粧、外見を飾り立てる事は、ひとつの策と思いますが、いずれ見破られます。
また、手造りがすべて良いとも思いません。心がこもっていなければ、手落ちとなります。
常に飲み手の立場になり、また一方で創り手としての哲学と信念で頑固な酒があっても良い。
他のまねをすることもない。
あくまで地の酒として特長のある、しかも愛される「旨口」の酒質を目指します。

蔵主プロフィール

第26代蔵元 中島 太左衛門

1955年生まれ
初祖を藤原鎌足の末裔として奥州探題「大崎氏」の家臣を受け継ぐ家系で現当主で26代目に当たる。
明治に入り呉服商「中嶋屋」を経て、明治39年「酒造業」を生業主力とする。
代表銘柄は「鳴瀬川」で昭和50年以後、純米、吟醸の高級酒に主力を注ぐ。現在は85%が「夢幻」の吟醸蔵。「夢幻」の銘柄は画家・登山家の故岡部一彦氏命名。
品質第一を社是とし、生産高500石だが地米、奥羽山系地下伏流水を使い、米は手とぎで、伝統の和釜、こしきを使い手造りを守る。すべて瓶貯蔵で2万本収容冷蔵庫を保有なこだわりの蔵元。
淡麗な中にも繊細で味のある酒を醸すことを目指す。
20才の頃、進路を決めかねていた時、試作酒「夢幻原酒」と初めて遭遇。それ以前、日本酒は嫌いだったが再認識。以後「夢幻」と人生を共にする決意を固める。
発売以来35年のベストセラー商品に育てる。

趣味:油彩画・読書・企画・宴会
座右の銘:「真因吾にあり」「努力」「挑戦」

[↑]このページのトップへ

●お酒は20歳になってから。飲み過ぎ注意。楽しく適量を。●妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがあります。気をつけましょう。