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よくある質問Q&A

Q1

頂いたもので、後で飲もうと思って大事にとっておいたのですが、1年過ぎました。飲んでも大丈夫ですか?(中級者向)

A1

もちろん飲めますが、酒は嗜好品であり、賞味期限も基本的にありません。風味が落ちているか、逆にまろやかに熟成された味に変化しているか、保管状態によりかなり違います。
直射日光を避け(数分で変化)、風通しの良い冷暗所に保管しておいたものであれば、劣化はかなり防げていると思います。酒の種類(高級酒か経済酒か)によっても変化の度合いが違いますので、一概に申し上げることは出来ません。飲んでみて、判断されるしかありません。白く濁っているもの(タンパク混濁)は、飲んでも影響ありませんが、風味が落ちているので飲用は避けて下さい。料理酒としても不向きでしょう。
また開栓後は空気に触れ酸化しやすいので、お早目に飲まれるか、小瓶に移し満タンにして、空気に触れる部分を出来るだけ少なくして保存しておくと劣化が防げます。 高級ワインと同じように、栓のまわりにカビが発生することがありますが、中身に問題ありません。 当蔵で「17年前のものですが飲めますか?」という質問があり、あまりに古いので、送って頂き試飲テストしたところ、「老香(ヒネカ)」 という紹興酒のような香りがついていましたが、味は変わっていなかったので驚きでした。
東京の酒販店様より、当蔵本醸造で5年前のものが全く劣化していなかったとお褒めの言葉を頂いたこともございます。逆に商品によっては数日で劣化が始まるのもございます。出荷前の品質か、流通後の保管状態か、味に影響を与える要因は複雑でデリケートです。

Q2

酒粕は販売しているのですか?(一般向)

A2

販売していますが、年中商品ではありません。まず1月中旬より板状の酒粕が限定出荷されます(板粕1kg詰)。その後は7月〜10月頃熟成された粘り粕が発売されます。数が少ないため、売り切れ次第終了となります。出荷単位は1kg詰・20kg詰(20kg詰は予約が必要です)。単価は相場的なもので時価となります。

Q3

夢幻の蔵は寒造りで冬しか製造しないって聞いたけど、ラベルに表示してある製造年月は毎月違いますよね。どういうこと?(初級者向)

A3

当蔵だけでなく、全国の小さい蔵はほとんど冬期醸造のみ。つまり冬の気温の低い清新な空気を利用して、一年分まとめて仕込みます。また、蔵人も農家が多く、農閑期を利用した季節労働者です。稲刈を終えて蔵入し、田植前に帰省します。春から秋は出荷管理者が商品在庫状況やタンク貯蔵酒の熟成度等を判断して、毎日のように蔵出し作業をしています。つまりラベルに表示してある日付は、出荷のために瓶に詰めた年月なのです。よく勘違いされるところです。

Q4

新酒本生酒は、なぜ一年に一回しか出せないのですか?(初級者向)

A4

すべての新酒は火入(加熱殺菌のこと)をしないと酵母や酵素がまだ生きていますし、そのままだと酒質が変化しやすい状態です。3月〜4月頃全品火入して貯蔵タンクや斗瓶、一升瓶等に原酒の状態で密封しますので「生」ではなくなります。火入前、または火入を一切しないのが本当の「生酒」です。当蔵では「本生」と呼んでます。「本生」で貯蔵し出荷の際、変化を防ぐ火入をするのが「生貯蔵酒」です。通常の市販酒はこの火入作業と出荷直前の火入を2回します。やはりその都度香りは落ちてしまいますが、市場での酒質変化を防ぐためには仕方のない工程と考えています。但し、生の新酒を好む人(香りは新鮮だが酒質が若い)、熟成されたまろやかな酒を好む人とそれぞれですので、どちらが良いとか悪いとかは一概に申し上げられません。あくまで好みで選んで頂くものと考えます。もちろん「本生」の酒を冷蔵しておいて真夏に冷やして飲むことはできます。

Q5

同じ商品なのに、毎年微妙に味が違うと感じることがありますが?(中級者向)

A5

大手蔵でも中小蔵でも、仕込みタンクごとに成分値は異なります。生産量の多い商品は各タンクの微妙な違いをブレンド技術により味を均一化させることができます。特に小蔵は、この商品はタンク1本しか仕込まないことが少なくありません。となると仕込みは一回勝負、昨年と比べ甘くなったり辛くなったりします。しかし同一の酒質が1本しかないのでブレンドしようがないのです。だからこそ小蔵の地酒は個性が出やすく、ヴィンテージワインの様に良い年があったり、毎年飲んでみるのが逆におもしろいのです。同じ酒でも春と秋では貯蔵熟成度により変化します。しかし一般的には日本酒の場合、季節で価格を変えることは通常商品ではやりません。ゆえに季節限定出荷ということがあるのです。その時の酒質を楽しむためです。

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●お酒は20歳になってから。飲み過ぎ注意。楽しく適量を。●妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがあります。気をつけましょう。